【速報】リトアニア「原発」国民投票に関する市民の意識調査

[リトアニア、ビリニュス 10月13日22時発]
市民グループ【みんなで決めよう「原発」国民投票】は、明日14日にリトアニアで実施される「原発」国民投票(あわせて国会議員選挙の投票も行われる)に関する市民の意識を探るべく、現地において、対面による調査を行いました。


13日朝、ビリニュス中央駅前で落ち葉を清掃していた
女性に「調査」への協力を求める調査チームの大島。

先ほど、その集計結果が出ましたので、「速報」ということで、数字と若干の解説をお伝えします。


市民から回答を得た調査用紙を集計。
ビリニュス市内の滞在中ホテルの一室で。

調査日は10月10日~13日
調査エリアは、大学、旧市街、新都心、スーパー前、期日前投票所、「原発」建設予定地などさまざま。
回答を得た世代は10代~70代で、最も多いのは20代~30代
性別は、男女ほぼ半々。
示した質問はこちら⇒「リトアニア 調査用紙 日本語版」pdf 80KB
 
◆得た回答の総数 523人
 
◆今回、「原発」建設の是非について国民投票にかけることに
 
 賛成と答えた人 293人(56%)
 反対と答えた人 230人(44%)
 
◆賛成と答えた人の理由の内訳(※複数選択あり)
 
□大事なことなので、政府や議会が決めるのではなく、国民が直接決めたほうがいい。
 230人
□政府の決定と主権者・国民の多数意思がねじれていると考えるから。
 79人
 
◆反対と答えた人の理由の内訳(※複数選択あり)
 
□原発の問題は政府や議会に任せるべき。
 71人
□国民投票は「衆愚」になる可能性が高い。
 134人
□ラトヴィア、エストニアなど他国も絡んでおり、リトアニア国民だけで決めるのは誤り。
 72人
 
【若干の解説…今井一】
詳しい解説及び本会の見解については、来週末までに整理して掲載しますが、きょうは、若干の解説を添えておきます。
 
・すでに、日立+GEと「契約済」になっている原発建設計画だということで、このタイミングではなくもっと早く、つまり契約する前に国民投票にかけるべきではなかったかという意見が少なくなかった。ただし、そう話す人の中にも「投票はする」という人がいた。
・期日前投票所で行列を作っていた人たちの中の120人から回答を得た。投票しにきてるのだから、国民投票の実施に賛成する人が多いと思いきや、集計結果は59:61で反対のほうが多かった。
・実施反対者の中で、その理由として「衆愚」になる可能性が高い──を選択した人が134人と多かったが、これはリトアニア市民が政治家、議員に比べて理解力・判断力が劣ると考えている人ばかりではなく、市民が的確で賢明な判断をするための十分な情報が開示されていないと考える人の数字も一定数入っています。
 
取り急ぎ、詳細は後日。
また、私たちは東京と大阪で、19、21日に報告集会を開催しますので、ぜひお越しください。
報告集会の詳細
 
リトアニア 「原発」国民投票特集


2012年10月14日 | コメント/トラックバック(3) |

カテゴリー:ニュース

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コメント

  1. 小野寺紀子 より:

    小出先生の出演されていたたねまきジャーナルが打ち切りになるなど原発推進の大好きな人たちの動きが不気味です。このまま政治にまかせておくと危ない原発がまた再稼働されて新設までされそうです。廃棄物のことをかんがえたら一刻も早く止めて少しでも廃棄物を増やしてはいけないと思います。私は今腰痛でどこにでも出かけていける状態では無いのがたいへん悔しいですが国民投票運動には近所の人にも呼び掛けて一人でも増やしていきたいと思っています。このままでは福島の教訓は生かされず、1機でも爆発したら大変なことになります。

  2. 満田邦彦 より:

    国民投票はそもそも政治不信を解決する方法の手段の一つだが、「転ばぬ先の杖」どころか「諸刃の刃」となる危険性もあります。
    日本の政治は政治家によって動かされているのではなく、政治家はお金の出所を決定し、実際の政治は官僚達によって動かされていることを考えると、官僚職こそ国民選挙制度の導入が望ましいのではないだろうか。

  3. 須長周一 より:

    田中龍作ジャーナル
    http://tanakaryusaku.jp/
    に「【リトアニア 原発国民投票】 建設反対多数 原発推進政」
    と題して速報がのりました。リトアニアの方たち、よくやってくれました。


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