一昨日のことですが、NHKの『ただいま佐賀』という番組で『オスプレイ配備計画事業所の7割以上が”必要”』という報道がされびっくりしました。
アンケートを行った商工会議所はオスプレイの佐賀配備を推進しよとする一種の利権団体ですから自分たちに都合の良いアンケート結果を報道してもらいたいわけですが、NHKは何の分別もなく彼らの思うがまま大々的に報道したわけです。実際はアンケート結果は30%も集まっておらず、アンケートの途中で沖縄での墜落事故が起こったわけですから民意は反対に大きく傾いているはずで、今やアンケート結果は意味を持ちません。
あまりにムカつくので、NHK佐賀の番組制作者に電話を入れて抗議しましたが、『ひとつの意見として聞いておく』といった程度の不誠実な回答で、反省の言葉ひとつもありませんでした。
今日になってもムカつきの収まらない私はしつこいようですが、放送倫理委員会(BPO)以下のメールを送り問題の究明を依頼しました。

以下BPOへの投稿です。
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先日オスプレイの佐賀配備計画に対して地元の商工会議所が自分たちの会員に対して意識調査のアンケート取りましたが、その偏った結果をNHK佐賀ではなんの分別もなく、『オスプレイ配備計画事業所の7割以上が”必要”』というタイトルで大々的に報道しました。
アンケートには以下の問題があります。
1.アンケートを行った商工会議所はオスプレイ配備を推進しようとする一種の利権団体であり、自分たちの主張に有利なアンケート結果をマスコミに流すのが目的であったこと。
2.アンケート対象の約2000社に対して回答がわずか30%にも満たなかったこと。
3.アンケート途中でオスプレイの事故が沖縄で起こり、アンケート結果に大きな変動があったことが想定されること。
以上アンケートの中身にかなり問題があり鵜呑みにして報道すべき内容でなかったにも関わらず、このような誇大な報道が行われたことは世論誘導であり、健全な県民意識の形成にに多大な損害を与えた可能性があります。
どうかBPO様のお力で今後このような偏向報道が行われないように問題究明をお願いしたいと思います。
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