山口知事が佐賀空港オスプレイ配備に関して『全体像を示してほしい』と防衛省の使者に対して的確な要求をしたことで、オスプレイの配備計画はほとんど棚上げになったと考えていいだろう。その後片山さつきを委員長にした参院外交防衛委員会のメンバーが視察に訪れた(3月3日)が、県知事とは会えずにすごすごと引き上げたようだ。
これで残る問題は玄海原発となったと言ってもいいだろう。
玄海原発に関して知事は残念ながら条件が整えば再稼働を認める方向性を示している。知事は立候補の時点で民主党勢力と組んだ関係上、民主党の支持母体である電気事業連合会の意向を無視することができないのである。
それでも県知事は県民との対話のため意見交換会を開いた。前知事がまったくそのような場を持たず独裁を続けたことから考えれば大きな進歩かもしれない。ただしフェースブックにもている書かれているように原発再稼働問題に関して知事ははぐらかそうとする態度が鮮明だったようだ。
投稿 by 玄海原発プルサーマル裁判の会.