佐賀県はオスプレイの配備問題に関して九州防衛局に書面での質問書を送り、『米軍は永久に来ないのか一時的な言い逃れなのか』中谷大臣のあいまい発言の真意をせまったが、その回答の冒頭部分が以下の通りである。

九州防衛局回答書
はっきりしないから書面で回答を求めているのに『口頭で言ったとおりだ』とはいったい何なんだ?
ふざけた回答をするのはいいかげんにしろ。

ごまかし、だましが横行する国の政治。それを支持する『売県奴』の佐賀県自民党県会議員たち。
事実を知れば怒らない県民はいないだろう。

九州防衛局の回答は読むに値しないつまらないものだが、どれだけひどいものか知りたい方のために以下が回答書の全文です。

九州防衛局の回答書全文

== 2月18日 佐賀新聞ライブより ==

オスプレイ配備で防衛省あいまい回答
佐賀県、内容精査し再質問へ
2016年02月18日 11時27分
 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画をめぐり、佐賀県が九州防衛局に提出していた質問書に対して17日、回答があった。米海兵隊利用の取り下げの認識に食い違いがないかなど42問にわたって見解をただしていたが、回答は全般的にあいまいで、これまでの説明の繰り返しも目立った。県は内容を精査して再質問する。

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 回答は16日付。米軍利用取り下げに関し「棚上げや先延ばしではないと受け止めていいか」という問いには、「昨年10月に中谷大臣から山口知事に申し上げた通り」との回答にとどまった。

 米海兵隊の利用について中谷元・防衛相は、将来的な要請の可能性の中で「知事の同意を得た上で」と言及していた。質問では、日米地位協定に基づき利用する場合も、知事同意を得るのか法的根拠を含めて尋ねていたが、防衛省は協定による使用を説明しつつも、知事同意には全く触れていない。

 約30ヘクタールとする取得用地の位置や施設配置計画図の明示については、「現地の状況確認をしていない現時点では困難」と拒否した。将来的な規模拡大の可能性は「考えていないが、弾薬庫の設置に必要な保安用地の取得なども想定され、取得用地と施設整備の範囲が一致しない場合はあり得る」と含みを持たせた。

 オスプレイの安全性を強調し、県が昨秋示した10年後の将来像を踏まえても、自衛隊機は民間空港の使用に「影響を与えない」と説明している。

 山口祥義知事は報道陣に「まだ回答を見ていないが、はっきりしない点があれば再度質問を投げ掛け、精査のやりとりをしていく。県民に開かれた形でやっていきたい」と語った。

 質問書は昨年12月末に送付していた。九州防衛局は「本省とも検討を重ねてきたため時間がかかった」とし、再質問があれば「真摯(しんし)に対応する」と話す。

 県は今回の回答を県議会や佐賀市、神埼郡吉野ケ里町、県有明海漁協、福岡県柳川市など関係団体にも伝えた。