2015年2月18日 ー 佐賀新聞 ー
新型輸送機オスプレイの佐賀空港への配備計画をめぐって、中谷元・防衛相は１７日の会見で、山口祥義佐賀県知事と面談した左藤章副大臣から「丁寧な説明を求められた」と報告を受けたと述べた。山口知事が米軍利用を含め配備計画の全体像を明確にするよう要請したことに対しては、自身の評価を避けた。
山口祥義佐賀県知事に『オスプレイ配備の全体像と将来像を示してほしい』と言われた左藤章副大臣はガキの使いで終わると思いきや、なんと抜け抜けと嘘の報告を行なった。
米国との関係で全体像が示せない防衛省が話をはぐらかすために嘘をつかせたのだろうが、相変わらずの行政の不誠実さが暴露された形だ。
こうなると永久的に山口県知事へ納得のいく説明は行われることはなく、オスプレイの佐賀空港配備は立ち消えになる公算が出てきた。
【訂正します】
2月18日付佐賀新聞朝刊を読み直して確認したのですが、正確には防衛副大臣が嘘の報告をしたというより、中谷防衛相が勝手な解釈をした可能性が高いと思います。
